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目を覚ますと白い天井だった


あー…、俺、殴られて意識飛ばしたのか…
だっさ…

ふと手が暖かい事に気がつく

零さんだ

金髪のサラサラの髪が触りたくなって、頭を撫でる

「ん…」


あ、やべ、起こしちゃったか


零さんが目を開けて俺を見る
すぐナースコールを押した


すると抱きしめられた

「心配したんだぞ…!」

「ごめんなさい…」


なぁ…、零さん、俺、勘違いしそうになる
友人なだけでここまでしてくれるのか?


思わず零さんのシャツを握る
すると零さんはそれに気づき、もっと強く抱きしめてくれる


だめだ、気持ちが溢れそうだ…


「あの…、透さん、俺…」

零さんの目を見て、視線を合わす
俺の気持ちを言おうとしたその時

「Aお兄さん!目を覚ましたって聞い…て…」
コナン君が入ってきた

「えっと…、お邪魔しました〜」
とすぐ出て行こうとする

「はは、大丈夫だ、入ってこい」


あっぶねぇ…、俺、今零さんに気持ち伝えるとこだった…


ちらりと零さんを見ると笑顔なんだけど、何故か怒っている

「やぁ!コナン君!こんにちは!」

いや、すごく笑顔なんだけど、怖い、とても怖い
コナン君もビビっている


「と、透さん…?」
思わず袖を引っ張る

すると頭を撫でられる

「すみません、僕、落ち着いてきますね」
と病室から出ていく


零さん…、どうしたんだろ…


「Aさんと安室さんってどういう関係なの?」


ふ、コナン君、子供の顔じゃなくなってるな


「俺がただ片想いをしているだけだ…」
少し悲しくなり、膝を抱える


(ふぅん…そんな風には見えなかったけどな…)


「変な事聞いてごめんなさい!
今日はお礼を言いに来たんだ!
俺達を守ってくれてありがとう!」

「大丈夫だ、コナン君達に何もなくてよかった」

「灰原もお礼を言いたがってたから、また今度博士の家に来てよ!」

「気が向けば行く、哀ちゃんには気にしないでくれって伝えといて」

「んー…、まぁ、わかったよ」


まーたなんか聞かれるのめんどくせぇし…、行かないでおこう

39→←37 降谷side



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設定タグ:名探偵コナン , 男主 , 降谷零   
作品ジャンル:アニメ
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新羽(プロフ) - すみません。どうしても番外編が読めないのですがどうしたらいいでしょうか??もしよければURLを送ってくださらないでしょうか。。。 (2019年8月12日 1時) (レス) id: ff24c7ded5 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 丁寧な返答、ありがとうございます。これからもお忙しいとは思いますが、お体に気をつけて「平穏シリーズ」の更新頑張ってください。楽しみにこれからも輪さんの作品を読ませていただきます。 (2019年6月23日 18時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - いおりさん» 返信遅れて申し訳ありません!私の作った作品でも見れませんか?R18指定にしてますので、もしかしたらいおり様がフィルターをかけてるのかもしれません。そして最後になりますが、読んで下さりありがとうございます! (2019年6月3日 17時) (レス) id: e0e81ad316 (このIDを非表示/違反報告)
いおり - 突然、失礼します。「あなたが好き。番外編」ってどこで公開されていますか。夢小説で探したんですが、見つかりませんでした。ぜひ、教えていただけたらと思います。最後になりましたが輪さんの作品をにやつきながら見させていただいてます。更新、頑張ってください。 (2019年6月2日 11時) (レス) id: 72842f6fe9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - のん@天使から墮天使さん» ご指摘ありがとうございます!すぐ訂正させていただきます! (2019年4月27日 0時) (レス) id: e0e81ad316 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月20日 20時

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