あなたが好き。【トリップ】

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蘭ちゃんと園子ちゃんに零さんについて質問攻めをされてると

カランカランとポアロのドアが鳴る

「蘭姉ちゃん、いるー？」


げっ死神君じゃん…
めんどくせー…


「コナンくーん！どうしたの？」

「小五郎のおじさんが夜ご飯いらないって！」

「そうなの、じゃあポアロで済ませちゃおっか！」

「うん！ってあれれぇ〜？こないだのお兄さんがいるー！」


うん、生のあれれぇ〜？を聞かせてくれてありがとう
満足です、帰りたい


「コナン君、Aさんのこと知ってるの？」

「うん！こないだポアロまで案内したんだ〜
ねっ！お兄さん！」

「あー、そうだな、こないだはありがとな
ごめんな、蘭ちゃんに園子ちゃん、俺そろそろ帰るわ」

「えー！お兄さんもっといなよ〜！僕とご飯食べよ？」


可愛こぶるな！可愛いけど！
死神君には極力関わりたくねぇんだよ！


「こら！コナン君！ごめんなさい、Aさん！無理ならいいんです！」

「私もお兄様ともっと話したかったけど、しょうがないわね！」


うぐっ


「はぁー…、透さーん、今日何時までですか？」

「え？今日はラストまでですけど…」


仕方ねぇか…
零さん見れると思えば


「わかったよ、今日は透さんと飲みたいと思ってし、予定ずらしてやる」

「わぁーい！！」

「え！いいんですか？？」

「俺、ガキに弱いから…
ってことで透さん、今日一緒に帰りましょ」

「えぇ！いいですよ！」


めっちゃ零さん笑顔、可愛い
この笑顔見れたから得かな


「ねぇねぇ！お兄さん！」

「なんだ？コナン君」

「僕、お兄さんと仲良くなりたいんだ！だから連絡先教えて？」

「えー…、俺、まだ透さんともしてないしなぁ」

「え？してますよ？」
いつの間にか零さんが近くにいた

「…は？」

「スマホ、見てみてください？」

スマホを見てみると
［降谷零］
と書かれている連絡先がある


零さん…寝てるうちに勝手にスマホいじったな…


じとーと零さんを見ると
安室スマイルで返された、ずるい


「まぁ、いっか…
じゃあコナン君、連絡先教えて」

「わーい！」

「あ、あの、私と園子も…」

「ん？あぁ、いいよ」




コナン君の連絡先をスマホに打ち込んでる間に「これでいつでも恋バナ出来るわね…！」と2人で話しているのなんか俺は聞いてない、断じて聞いてない

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