あなたが好き。【トリップ】

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ーおい、A
ーおい！
A！起きろ！


「んぇっ！！」
大きい声で呼ばれて起きる

「お前、風邪引くだろ」

「あ、俺、寝てた…」

零さんを見ると、風呂上がりで色気があった


何だこの人、かっこよすぎだろ！！


「寝室は向こうだ、俺はソファーで寝る」

「零さん、だめだ、明日も仕事だろ？俺がソファーで寝る」

「だめだ、俺がソファーで寝る」

俺も零さんも折れる気がない


「じゃ、じゃあ一緒にベットで寝る！！」



俺が押し切り、2人共ベットに入る

2人でベットに入る

反対側に向いてはいるけど、セミダブルだから近くてドキドキする


本当に何もしないのか…
ここは俺が勇気を出さないといけない気がする


くるりと零さんの方に向き、抱きつく

「A？早く寝ろ」

「本当に何もしないのか…？」
抱きしめる力を強める

「っ！」
すると零さんに押し倒される
ついに来るのかと思わず身構える

「ほら、まだ無理だろ？こういうのはやめとけ、俺が抑えられなくなるからな」

怖がってると思われたのかすぐ俺の上からひく


そんなことないのに！


もう一度、零さんに抱きつく

「零さん、俺は怖がってない、俺、初めてだから緊張してるだけ、俺は零さんとなら大丈夫だ」

「Aっ…！」

「零さんなら、平気」
耳元でそう囁く

すると零さんに思いっきり押し倒される

「理性で耐えてたのに、崩したのはAだからな？覚悟しろ」
零さんが男の目で俺を見ている

「うん、大丈夫、でも、優しくしてくれよ？」

「出来る限りするよ、でもその発言で更に難しくなった」


零さんと深いキスをする









(この後のベットシーンは番外編で書こうかなぁ…
読みたいと言っていただける方がいたら書きます！)

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