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｢はぁ、これで俺の独占も終わりか｣
｢一日程度なら、また誘ってください｣
｢当たり前だろ｣
穏やかな朝を陣平さんの作ってくれた食事で済ませてから別れ、今度は景光さんとの約束をしていたので、集合場所に向かった
時間の十分前に着いたというのに、景光さんは既に集合場所に立っていた
｢景光さん｣
｢お、来た来た。おはよう、Aさん｣
｢おはようございます。お待たせしました｣
｢待ってないよ。じゃ、行こっか｣
景光さんは紳士的にエスコートをしてくれる
｢お昼は食べた？｣
｢お昼はまだです｣
｢良かった。美味しいお店、知ってるんだ｣
そう言って笑う彼と共に、彼オススメのお店に足を運んだ。案内されたお店は、とても落ち着いた場所で、妻や娘達とも一緒に来ても問題ない様子だ
｢萩や松田とは楽しく過ごせた？｣
昼食を摂っていると、景光さんから質問される
｢勿論です。お二人共に優しくしてもらったので｣
｢そっか。じゃあ、俺がいじめても良いんだ｣
｢え｣
さらっと告げられた言葉に景光さんを見詰めると、笑顔で返されただけだった
｢さて、次に行こうか｣
｢次はどこに行くんですか？｣
｢着いてからのお楽しみ｣
彼に連れられ、女性の好きそうなものを教えてもらった。なんでも、景光さんは研二さんに教えてもらっていたので、確かな事らしい
家族サービスの参考にしてほしいと言われた。自分でも、そういう知識は蓄えていたつもりだったが、今日は新鮮な話が沢山聞けた
｢そろそろ帰ろうか｣
｢分かりました。あ、景光さんの作ったご飯、食べられますか？｣
｢豪華なの用意してるよ。楽しみ？｣
｢はい。景光さんの手作りですから｣
景光さんの手料理はどれも絶品だ。もし、彼が本当にいなくなっていたとしても、安室さんを見ていれば、容易に想像がつく
｢どうぞ｣
｢お邪魔します｣
今日は景光さんの住む部屋に入る
相変わらず、玄関は研二さんと陣平さんの部屋となんら代わり映えはしない
変わるのは寝室となる部屋と仕事部屋の家具の配置。雰囲気が三者三様と言った感じだ。どれも落ち着いていて好きだけれど
｢Aさんは待ってて。今から準備するから｣
｢良いんですか？｣
｢うん。Aさんには、後から頑張ってもらうから｣
澄ました笑顔で彼は返すが、その笑顔が何やら不穏だ。陣平さんの言っていた意味が分かる気がした
｢お待たせー｣
彼の帰りを待って、暫くが経ち、美味しそうな匂いと一緒に彼が戻って来る。美味しそうな匂いを放つものが、目の前に置かれた
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空白可能(プロフ) - 雪見大福さん» ありがとうございます(*- -)(*_ _)頑張ります〜〜！ただ上記の記載通り、3ヶ月程度は更新しませんので、期待せずお待ちくださいm(_ _)m (10月12日 20時) (
レス) id: 8a29bd0c44 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - めっちゃいい所!！これからも無理せず頑張ってください！ゆっくりでいいので、更新をお待ちしてます (10月12日 18時) (レス) @page2 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
空白可能(プロフ) - ユナさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！説明欄にもある通り、こちらの更新は暫く後になりますので、ご了承くださいませm(_ _)m (9月20日 21時) (レス) @page1 id: 8a29bd0c44 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - え、いいところで終わりｯｯ更新が楽しみすぎるｯｯやばい、尊いのと感動で涙止まらな (9月20日 21時) (レス) @page2 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白可能
| 作成日時：2023年9月15日 23時
