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｢うん。頑張ってね｣
瑠璃さんに応援さえれて、仕事に戻った
｢あ、お父さん。お父さんの作ったオムライスが食べたいな｣
｢良いですよ｣
仕事に戻る為にエプロンをしてスタッフルームから出ると、娘がオムライスを注文した
｢あ、私も食べたい!!｣
｢分かりました。マッシュルームが入ってますが、抜きますか？｣
｢うーん、少しだけって出来る？｣
｢特別ですよ｣
｢やったぁ｣
マッシュルームが苦手な事は聞いていたので知っているが、どうやら、少しでも食べようと言う気概があるらしい
頑張っている様子なので、瑠璃さんの要望を応える事にした
｢あ、Aちゃん。ケチャップくれる？｣
｢どうぞ｣
隣で同じようにまかない飯を作っていた研二さんにケチャップを渡す
｢サンキュ。Aちゃんも食べる？｣
｢私は仕事に戻ったばかりですよ｣
｢つっても、今日は客いねぇけど｣
｢なんなら閉めてるし｣
｢そうでしたか･･･｣
景光さんが掃除をしに行ったタイミングで、入口の札をオープンからクローズにしていたようで、喫茶店は自分の知らない内に閉まっていた
｢落ち込むなって。いちいち可愛いな｣
｢ふわぁぁ･･･っ｣
｢お母さんってば、もー｣
興奮している妻も、それを宥める娘の姿も今日だけでも何度目だろうか。それを眺めながらオムライスを二つ作った
｢お待たせしました｣
｢わぁ、美味しそう｣
｢本当にね!!ねぇ、詩雪ちゃんって、｣
娘と瑠璃さんも仲良くなれていそうだった
本当に良かった
これで全てが終わった。自分では少しばかり不安な終わり方でモヤモヤする気持ちがないと言えば、嘘になる。それでも自分からは何も言えなかった
この幸せが続く限り、自分は守っていこうと心に誓った。例え、自分が酷い態度を取ってしまう事になってもだ
妻子や研二さんに、陣平さん、景光さんに瑠璃さん、安室さんに伊達さん。平和過ぎる日を過ごしていた中で、一人の人物を目撃した
｢安室さん、少しお話があるのですが、今から会えませんか？ええ、今です。私と安室さんの二人きりで。ええ、それでは｣
その場で安室さんに連絡を取り、今すぐに会う予定を取り付けた。そして、安室さんに会い、数分の話し合いをして別れた
｢おじさん？｣
｢あ、お父さん｣
安室さんと別れて、喫茶店に向かった。喫茶店の前には、学校帰りなのか、制服姿の瑠璃さんと娘が立っていた
｢今から仕事？｣
｢今日は少し遅れてしまって｣
急な予定を入れたので、仕事に遅れてしまった事を話した。勿論、研二さん達には連絡済みだ
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空白可能(プロフ) - 雪見大福さん» ありがとうございます(*- -)(*_ _)頑張ります〜〜！ただ上記の記載通り、3ヶ月程度は更新しませんので、期待せずお待ちくださいm(_ _)m (10月12日 20時) (
レス) id: 8a29bd0c44 (このIDを非表示/違反報告)
雪見大福(プロフ) - めっちゃいい所!！これからも無理せず頑張ってください！ゆっくりでいいので、更新をお待ちしてます (10月12日 18時) (レス) @page2 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
空白可能(プロフ) - ユナさん» 嬉しいお言葉をありがとうございます！説明欄にもある通り、こちらの更新は暫く後になりますので、ご了承くださいませm(_ _)m (9月20日 21時) (レス) @page1 id: 8a29bd0c44 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - え、いいところで終わりｯｯ更新が楽しみすぎるｯｯやばい、尊いのと感動で涙止まらな (9月20日 21時) (レス) @page2 id: 0e552ce067 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白可能
| 作成日時：2023年9月15日 23時
