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1 プロローグ ページ1
いつも変わらない日常。変えようと思えば、変えられる日常。そんな毎日が、ゴミのように、一瞬の出来事のように過ぎて行く
俺は周りと違うから、周りから嫌われる
忌み子と呼ばれ、虐げられ、変わらない毎日に、飽きてしまった。いや、もっと大きな理由があったようにも思える
何と言っても、これから先、自分が生きていても、この日常は変わらないだろう。そう思えば、階段を上る足取りは軽くなる
ここで、俺を止める者はいない
外に繋がるドアを開けて、外に出れば、日差しが体に照るつける。眩しい日差しをこんなにも強く感じたのは、初めてだった
地面を蹴って飛び上がり、フェンスの上に立った
とても空が近い
フェンスを蹴り、空に手を伸ばす。その手が届くはずもなく、俺は落ちていった
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作者名:空白可能 | 作成日時:2020年11月11日 21時