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勝負はすぐに決まった
勿論、僕の勝ち
「勝者にはアタシをあげる約束だったね。さ、アタシを連れて行きな、新人さん。あ、車はアタシのでね」
そう言って女は助手席に座った
「それにしてもアンタ、ジンの寄越した男だけあって凄い男だとは思ってたけど本当に凄いのね」
「・・・そうでしょうか?」
「アタシの車を扱えたんだ。相当だよ」
窓の外を見ながら女は口元を吊り上げて言った
それ以降の会話は無く。静かだった
それに少し驚く自分がいた
べらべら喋っている事に適当に相槌を打つのかと思っていたから
「そう言えば、アンタ、名前は?」
「バーボンです。貴女は・・・チグリジアでしたっけ?」
「いいや、アタシはバイオレット・フィズ。フィズって呼んで」
女は酒の名前で答えた
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作成日時:2017年2月25日 23時