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「勝負はドリフトだよ。あのバカはここでは一番上に立ってる、一応ね」


「一応、ですか」


「そりゃね。アタシに勝てる奴なんていないよ」



女は笑みを浮かべてはっきりと言った



「さて、そろそろ時間だ。一発勝負だけどアンタなら大丈夫だよ」



頑張ってね、と女は僕の肩を軽く叩きすれ違った



僕は女の車に乗った



これなら行ける



二台の車が並んだ



女がその間に入り、合図する



「レディ」



右の女に



「セット」



左の女に



「ゴー!!」



そして勝負が始まった

6→←4



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作成日時:2017年2月25日 23時

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