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「どうですか?最近は」
「務所暮らしも中々良いもんだよ。健康的だし」
Aさんが笑いながら言う
彼女がここに入ってかなり経っていた
「ところで、その・・・兄貴達は、どうなった?」
「・・・捕まる前に自決しましたよ」
そう、あの後すぐにジン達の逮捕に向かった
しかしそれは叶わず、駆け付けた時にはもう既に生存者はいなかった
「そっか・・・アタシ、独りぼっちになっちゃったんだね・・・ううん、独りなんかじゃないか」
「そうですよ、俺がいます。俺では不甲斐ないかもしれない、だけど傍にはいれますから」
「うん。また来てね」
あっという間に面会時間は終わり、Aさんと別れた
後、数年の月日が長く感じて仕方がない
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作成日時:2017年2月25日 23時