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「始末をしようとした。でもアタシはそれが嫌で拒絶した。そしてアタシは制裁された・・・ジンにね」


「ジンに?」



ジンは確か、フィズを溺愛していたはず



「ジンはアタシを大切に想ってくれていた。だから、致命傷を負わせなかった」


「・・・そうでしたか。でもどうして僕を?」



生きてくれれば、なんて



「好きな人を守るのに理由がいるの?」



彼女はにっこりと笑って答えた



「アタシは好きになってしまったの。例え、偽りの愛を注がれていたとしても、アタシは・・・アンタを好きに、なってしまったの」



哀しげに笑い涙を静かに流すフィズ



初めて僕は彼女に酷い事をしたのだと自覚した

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作成日時:2017年2月25日 23時

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