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「や、おはよ」


「・・・お、おはようございます」



朝、起きると隣にはフィズがいた



そうだ。あの後、車の後、僕の家でしたんだった



「朝御飯、作るから。キッチン貸してよ」


「え、でも・・・」


「良いから。邪魔してるのはアタシだからね」



ベッドから出て行く彼女。暖かさが無くなる



「シャツも貸してね」



立ち上がった彼女は何も着てないくて、僕の脱ぎ捨てたシャツに袖を通した



「バーボンはもう少し寝てて良いよ」



前のボタンも閉めず、彼女は僕の頭を撫でて来る



「じゃ」



と彼女は部屋を出て行く



何やってんだ、僕は



敵対の、しかもジンの妹に手を出すなんて



「はぁ・・・でも、何か調子狂うな・・・」



頭が悪そうな見た目だから、ギャップが凄くて、今だって少しドキドキしていた

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作成日時:2017年2月25日 23時

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