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161話 安室side ページ32

いつものようにポアロのシフトを終え、帰宅する



そして向かうは彼女の家



「ん?」



鍵を開けようとすれば開くドア



どうして。まさか、泥棒か・・・?



ガチャと開け慎重に入ると二人分の靴



この靴どこかで



ゆっくりとリビングに近付き扉に手をかけ、開ける



「誰かいるんですか」



と声をかけながら



「安室さんじゃないですか」



キッチンから出てきたのは沖矢昴だった



「何故貴方がここに?」



少し警戒気味に言うと沖矢昴の後ろで動く人影



こちらをチラリと見て隠れる



「後ろの人は誰です」


「それは・・・」



と言葉を濁す



「す、昴さん!隠しても無理ですよっ」


「え・・・?」



彼の後ろからすごく懐かしい声がした



「そうですね。仕方ありません」



そう言って後ろに隠れていた人影を前に出した



「え、と・・・」



そこに立ってるのは僕が愛して止まない



会いたくて堪らなかった彼女だった

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作成日時:2017年1月8日 23時

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