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140話 降谷side ページ11

『元気にやってるよ』


『そっか』



誰かが話す声でぼんやりと目を開ける



するとAがまだ寝といていいよ、と言いながら頭を撫でる



眠気が再び襲ってくる



俺は意識を手放した



再び目を覚ました時にはもう朝だった



隣の彼女はまだそこにいた



「起きました?」



彼女は寝転がったまま俺に問い掛けて来る



「・・・うん」


「なら良かった。手伝ってくれません?」


「え、何を・・・?」



そう答えると彼女は溜め息を吐いた



そして



「腰、痛いんですけど」


「あっ、ご、ごめん!!歯止めが効かなくて・・・っ」



そうだ昨日は俺はかなり激しく彼女を、



と思い出し、すぐに彼女を支えて起こしてあげる



「全く、仕方無いから許してあげます」


「・・・うぅ、ごめん」


「お風呂まで運んで下さいよ」



再度謝ると彼女はそう言った



「分かった。タオル巻いて」


「はーい」



と返事をしてタオルを巻いた彼女を横抱きにする



そして彼女をお風呂まで運んだ

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作成日時:2017年1月8日 23時

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