組織の医療班【男主】 (ページ31)

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｢え、なんで!?｣

｢俺達のこと嫌いになっちゃったの!?｣

子供達は次々に口を開いて、クラシックに抱き付いたりしている

泣いている子もいた

｢良い子にするから、行かないで･･･っ｣

子供達は皆、クラシックに抱き付いて止めていた

｢ううん、君達は良い子だよ。だから俺の言う事聞けるよね。俺の代わりに、お姉さん達を守ってあげて｣

クラシックが見上げた、看護婦達

彼女達もまた涙を拭っていた

｢いい？｣

｢･･･分かった。守るから、おじちゃんも一つ約束して？｣

｢出来る事なら｣

｢俺達はいつまでも待ってるから、帰って来てね｣

子供達は口々に言った。絶対に戻って来てね、と

それに大きく目を見開いたクラシック

そして俯いた

床には雫が落ちていた