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「そうなるね」


「なら俺も帰るとしよう」


「そうしなさい」



クラシックは鞄を持ち、歩いて行く



それの後を歩いて医務室を出た



クラシックは医務室の鍵を掛けた



「じゃ、ライ。またね」


「ああ。また」



俺はクラシックと別れた



また、か。それはいつまで続くだろうか



クラシックは確かにこの組織の一人



だから、法で裁かれるべき人間



それでも何故か、それを望まない自分が心の片隅にいた



所詮俺達は交わる事の無い平行線であるというのに



「クラシックは、何でこんな所にいるんだ」



本当の医者だというのなら、誰よりも命の大切さが分かっているはずなのに



俺はまだクラシックの事をよく知らずにいた



クラシックに関して、謎が多く残っていた

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作成日時:2016年12月13日 20時

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