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「で、今日は何の用かな?」
「少し、しくじってな」
「血の匂いだね。そこに座って」
俺は言われた通りに、丸イスに腰掛けた
「服、破るよ」
「ああ、構わない」
肩に当てていた手を退けると、クラシックは服を小型ナイフで裂いた
「・・・ふむ。暫く放置したね?血が結構固まってる」
「手間取って」
「次からは、もっと早めに来ること」
「了解だ」
クラシックは救急箱を手に取り、ガサガサと漁る
出て来たのは包帯と消毒液
「随分、古典的だな・・・」
「手術したい?掠り傷でしょ、それ」
「それもそうだな」
肩に受けた傷は掠り傷、でも血が止まらなかったのでクラシックに診てもらう事にした
クラシックは無言で消毒液をかけて、包帯を巻いた
「これで終わり。はい、あめちゃん」
「あめちゃん?」
クラシックは何故か俺にクラシックがいつも食べている棒付きのキャンディを渡した
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作成日時:2016年12月13日 20時