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と思いはしたものの、次の日のお昼時
初めて隣人さんに一般人の隣人さんの家のインターホンを鳴らした
ので、少しドキドキした
そーっとインターホンを押してみた
どんな押し方でも鳴り方は変わらないのだけども
気分的な問題だ
待っていると玄関のドアが開いた
「・・・誰」
少しだけ開いたドアの奥から低い声が聞こえた
あれ、何か孤月さんじゃない?
いや、声は確かに低いが、孤月さんのものだ
「え、あの、安室です」
「ああ、安室さんか」
名前を言うとチェーンロックを外す音がして、ドアが大きく開いた
そこから出て来たのはなんとも眠そうな表情の孤月さんだった
「何か、ご用ですか・・・?」
「あ、これ、なんですけど」
と持って来た鍋を見せた
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作成日時:2016年12月5日 21時