隣の無気力さん【男主】 (ページ21)

今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:142,539 hit

２０ページ21

理解した時

｢は、え、もしかして･･･っ｣

段々と顔が熱くなって来た

心臓の鼓動がうるさく感じた

｢あはは、かーわいぃ。安室さん、今日、一緒にご飯食べません？私と兄が作るんですよ｣

｢うぅ･･･お邪魔して良ければ･･･｣

｢勿論。応援してますよ｣

鼻歌混じりに家に入って行く、妹さんの後に続いた

そして僕は再び孤月さんの家で晩御飯を頂く事にした

｢で、妹の月芽が俺を心配して来てくれるんですよ｣

｢お兄ちゃん、いつも家をゴミ屋敷みたいにするんだもん。片付けなきゃ｣

確かに妹さんが言うようにリビングが片付いていた

洗濯物もビールの缶も雑誌も無かった

｢別にいーじゃん。感謝はしてるけど｣

｢あーんっ、そう言うツンデレなお兄ちゃん大好きよー!!｣

ガタッと椅子から飛び、隣に座る孤月さんを妹さんが抱き締めた

｢仲、いいんですね｣

また少し、妹さんが羨ましくなった