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どういう事だ?



孤月さんは女性が嫌いなんじゃ無いのか?



いや、でもかなり親しそうに話していた



僕には見せてくれない笑顔も見えた



『彼女なんていませんよ』


「・・・うそつき」



隣の家を見てそう吐き出した



どうしてこんなにも胸が苦しいのだろうか



どうしてこんなにも泣きそうなのだろうか



僕は家に入り、寝室のベッドにダイブした



ぎゅっと携帯を握り締めた



暫くして起き上がり、携帯を点けた



『彼女、出来たんですね』



泣きそうな気分で文字を打ち、送信した



ポイ、と携帯を投げて眠りについた



返事なんて欲しく無かったし、どうせ彼女と一緒で気付かないだろうから



目を覚ましたのは、朝だった



携帯、充電してない



カチと電源ボタンを押してみるも、点かない



溜め息を吐いて、携帯に充電器をさして、朝食を食べる事にした

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作成日時:2016年12月5日 21時

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