あなたが好き。2【トリップ】

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零さんと別れて2週間が経つ
俺はバイトも休み、家に引きこもっている

零さんを救うために、色々しなきゃいけない、でも何もする気が起こらない


零さん、大丈夫だろうか
ちゃんと寝てるかな、食べてるかな


零さんのことをずっと考えてしまう

スマホが鳴る
確認するとコナン君からの電話だった

「はい」

『もしもし！？Aさん！？』

「どうした？」

『安室さんが怪我してるんだ！今すぐ助けに来て！俺じゃ運べない！』

「何！？今どこにいる！！」

『カジノタワーの近くだよ！』

「分かった！今向かう！」


カジノタワー！？
もしかして、ゼロの執行人か！？
でも零さんは大きな怪我はしなかったはず…！


俺はタクシーを捕まえ、カジノタワーの近くのビルへ向かう





着いて、辺りを見渡す

すると倒れてる零さんとコナン君を見つけた

「コナン君！！」

「Aさん！安室さんが…！」

腕を怪我してる上に熱が出ているみたいだった


救急車も呼べない…
風見さんに連絡をしたいが連絡先も知らない


「くそ！俺の家に運ぶ！コナン君、ありがとう」

「うん…、安室さん最近様子がおかしかったからもっと心配すればよかった…！」


俺の、せいだ


今はそんなことを考えてる場合じゃない、タクシーを呼び、家へ向かう

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