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｢これからよろしくね、零｣
｢はい、せんぱ･･･｣
先輩、そう呼ぼうとすると口を塞がれる
｢違うでしょ｣
｢･･･Aさん｣
｢よろしい｣
先輩、Aさんは満足そうに笑った
こうして僕達は付き合い始めた
｢Aさんってやっぱり、したりとかは･･･｣
｢したこと無いよ。私の仕事が忙し過ぎてね｣
｢初めて、貰っていいんですか｣
｢零にあげちゃう。でも初めてだから優しくしてね？｣
本当に初めてなのだろうか
誘い方が異常に可愛く見える
｢ベッド、行きます･･･？｣
｢行く。でも今日は許して、眠い｣
｢そうですね、今日はゆっくり休みましょう｣
あたふたした一日で疲れたのだろ
というかAさんの頭、殴られた頭は大丈夫だろうか
そう思い、するりと撫でてみた
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作者名：空白可能
| 作成日時：2016年11月10日 20時
