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「お嬢、お迎えにあがりました」


「ありがとう」



車のドアを開けてお嬢を乗せる



ドアを閉めて、自分も車に乗り込み車を動かした



「ラグーン、次の仕事は大きな仕事よ」


「本当ですかー?お見送りしますね」


「お迎えもね」


「分かってまぁーす」



クスクスとお互いに笑い合う



大きな仕事。それはノックリストの奪取



お嬢にとってはそれほどでも無さそうだ



すぐに終わる。その時の俺はそう思っていた



「お嬢、お気を付けて。別の車で来ますね」


「ええ、待ってるわ」



お嬢と別れて、時間を適当に過ごし、お嬢を迎えに来た



しかし窓から飛び出して来たお嬢は、焦った様子だ



「お嬢!!」


「出して!」



お嬢が乗り込んだのを確認し動かした



後ろから追って来る車が二台



「しまった・・・!!」


「仕方無いなぁ、もう!!しっかり掴まってて下さいよー!」



普段出さない声を出し、車を走らせた

5→←3 バーボンside



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作成日時:2016年10月27日 22時

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