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29 赤井side ページ31

目の前で眠るラグーン



ここは病院。組織内で倒れたラグーンを病院に連れて来たのが安室くんだった



家にお邪魔した後、久し振りに会いに来たらこれだ



キュラソーに訊いても教えてもらえず、安室くんが病院に入り浸っていると聞き後をつけた



するとこの有り様だ



ラグーンは以前の面影も無く、力無く横たわり、点滴が付けられていた



何も飲まず食わずで一週間だそうだ



常人ならば死んでいてもおかしくは無い



「お、じょ・・・っ」



寝言でラグーンが漏らす



「ひと、りは・・・いやだよ・・・」



そう言ったラグーンは涙を流していた



キュラソーと何かあったのか



だからキュラソーにラグーンの事を訊いた時、嫌な顔をしたのか



「・・・一仕事するか」



ベッドの傍にある椅子から立ち上がり、ラグーンの家に向かった

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作成日時:2016年10月27日 22時

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