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25 安室side ページ27

「お嬢、バーボンの晩御飯もありそうですー?」


「あるんじゃないかしら?今日はシチューだから」



キュラソーがシチューを作っている姿が想像出来ない



なんせちょっとした乱闘の後だから



「お嬢の手料理久し振りだぁー!」


「こらこら、慌てないの」



子供のようにするラグーンをキュラソーが母親のように諭している



初めて見る光景だ



ラグーンはどこかに歩き去って行き、キュラソーと僕が残った



「いつも、ああなんですか?」


「いえ、今日は久し振りだからじゃないかしら。入院してたでしょ?」



いつもなら冷静だから、とキュラソーは言う



「そうですか・・・」


「そこに座ってて、今持って来るわ」



キュラソーは笑って、ラグーンの歩いて行った方に向かった



僕は一人になり、仕方無く椅子に座ることにした



「お待たせ」



少しするとシチューが運ばれて来た



「美味しそうですね」


「当たり前だろ!!お嬢の手料理は最高なんだぞ!!」



あ、また笑った。しかも誰が見ても分かる笑顔で

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作成日時:2016年10月27日 22時

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