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23 バーボンside ページ25

「はぁっ、は・・・ぁっ」



力が抜けて、地面にへたり込む



「だいじょーぶ?」



壁に肘をつき見下ろして来るラグーンを見上げた



ラグーンは今、僕に何をした?



理解出来ない。確かに軽率な発言をしそうになった



「ねーえ?だいじょーぶなの?」


「・・・だ、じょうぶです」



いつまでも返事をしない僕に、再度ラグーンが問い掛けて来たので答える



「あ、そう。じゃーね」


「ま、待って!!」



歩いて行こうとするラグーンを呼び止める



力が入らずに立ち上がれない



「仕方無いなー、今日だけだからね」



そう言ってラグーンは僕を横抱きにした



そして歩いて行く。知らない車を目の前にして、下ろされた



「乗ってく?」


「・・・はい」



下ろされた時には足もちゃんとしていて、問われた事にイエスと答えた



今日だけ、か



ラグーンの家に行けるという事だろうか



そう思うと嬉しくなった

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作成日時:2016年10月27日 22時

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