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２１ バーボンside ページ23
｢もー、何なの!!苛々するー!!｣
ガチャンガヤンと手を動かして手枷を鳴らす
｢あー、動かないで下さい!!今外しますから!!｣
｢あ、ありがとー｣
先程まで怒っていたのが、嘘のように無表情になった
手枷を外して自由にしてあげる
｢バーボン、ありがとーね｣
｢いえ、貴方には借りがありますから｣
｢なんか貸したっけ？｣
とはてなを浮かべるラグーンに首を振って答える
｢そうだ、バーボン。俺、組織にやめるから｣
｢えっ･･･｣
｢ま、嘘だけど。命を助けてもらったんだ、バーボンがいなくなるまで、ここにいるよ｣
その言葉に目を見開く
｢まさか｣
｢勿論、俺を誰の右腕だと？｣
｢･･･それもそうですね｣
ラグーンはキュラソーの右腕。知っていて当たり前か
｢ラグーンはキュラソーの事、今でも･･･？｣
｢好きだよ。昔も今も｣
そう言ったラグーンは微かに笑っていた
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作成日時：2016年10月27日 22時
