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「んー、お嬢遅いでーす」


「お待たせ。一緒に寝る?それともお風呂?」


「一緒にねよ」



そう言って、お嬢の手を引いてベッドに引き摺り込み抱き締める



「おじょーの良い匂い・・・」


「くすぐったい」


「赤井は帰った?」



お嬢の言葉を無視して訊くと、頷いた



「じゃあ、ゆっくり寝ましょ」


「そうね。お疲れ様」



お嬢は額にキスをしてくれる



「安心して、眠って」


「・・・うん」



お嬢の温もりが広がる中で俺は眠りについた



目が覚めたのは、次の日のお昼過ぎだった



お嬢はずっと傍にいた



「お、じょー・・・」


「何かしら?」


「んー、ねむい」



体を起こし、本を読んでいるお嬢の腰に纏わり付き、ぐりぐりと頭を押し付ける



「もう少し寝ててもいい、と言いたいけど・・・携帯鳴ってるわよ」


「とってー・・・」


「はいはい」



お嬢に携帯を取ってもらい、電話に出た

19 キュラソーside→←17 赤井side



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作成日時:2016年10月27日 22時

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