検索窓
今日:7 hit、昨日:4 hit、合計:83,206 hit

14 赤井side ページ16

「でねでね、お嬢はねー」



喫茶店に入り、お嬢とやら・・・キュラソーの話を訊くとベラベラと喋り続けている



ラグーンはこんなにお喋りだっただろうか



「ラグーン」


「ん?どうしたのー」



コードネームを呼ぶとピタリと止まり返事をする



「ラグーンは、どうして組織を裏切るような真似をした」


「組織なんてどうでもいいからねー。お嬢が一番だから」



キュラソーが一番、か



組織は二の次。だから、安室くんに協力し爆弾解体を行った



「それに俺はまだ組織の人間だよ」


「・・・そうだったな」


「そうだ、赤井。今日は奢ってあげる」



命の恩人だから、と言いラグーンの家で晩御飯を作ってくれるという



「いいのか?」


「早く帰りたいから、仕方無いよねー」



と言うので、俺はラグーンにご馳走になることにした



「赤井、運転させてねー」


「任せた」



家までの道が分からない俺に気を遣ってくれたのだろう



俺はラグーンに運転を任せた

15 赤井side→←13



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (51 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作成日時:2016年10月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。