右腕の右腕【男主】 (ページ14)

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１２安室side ページ14

｢バー、ボン･･･｣

｢何でしょう？｣

コードネームを呼ばれたので、返事をするとブルーラグーンは首を小さく振った

｢ゆっくり休んで下さいね｣

｢･･･ああ｣

短く返事をしたブルーラグーンは、目を閉じた

寝息が聞こえ始める

暫くの休養後、ブルーラグーンは体を起こし会話出来るようになっていた

｢バーボンって呼んだ方がいーい？｣

｢安室でいいですよ｣

｢じゃあ、安室でー｣

組織ではこんな風に会話をすることも無かったので少し嬉しかったりする

｢ブルーラグーンは何と呼べば？｣

｢ラグーンでいーよ｣

｢それはコードネームでは･･･｣

そうブルーラグーンの本名を知らなかった為、警察病院に入れることにした

僕の知り合いとして

プレートにはブルーラグーンと書かれている

｢いいのー。お嬢もそう呼んでたし｣

｢そうですか･･･｣

お嬢。キュラソーも呼んでいた、か

キュラソーよりも深く関わりたいのは、僕の欲だろうか