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11 安室side ページ13

ピッピッと規則正しい機械音と共に微かに聞こえる呼吸



僕の目の前で病院のベッドで眠るのは組織の一人、ブルーラグーン



『うるさい!!明るくしてやるから、早く解体しやがれっ!!』



いつもの雰囲気と全く違っていた



ブルーラグーンとは別れ、その後、瀕死状態のブルーラグーンを赤井が見つけたそうだ



身元不明の遺体が一人、恐らくそれはキュラソーだ



ブルーラグーンはキュラソーに逃がされたのだろう



ブルーラグーンが目を覚まさないまま数日



僕はずっとブルーラグーンのもとを訪れていた



赤井が言っていた



『倉庫の照明を落としたのは俺だが、扉を開けたのはブルーラグーンだ』



何故、僕を助けたんですか



何故、あの時銃を下ろしたんですか



照明が撃ち抜かれる前にブルーラグーンは銃を下ろした



「・・・ん」



微かに聞こえたブルーラグーンの声



見ると、うっすらと目を開けていた

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作成日時:2016年10月27日 22時

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