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「お嬢がいない・・・」



ゴンドラにはずのお嬢がいなかった



「・・・まさか」



お嬢、貴方はやはり。そう思った時、フッと笑った



そして閉じた目を開き今から己のすることを、瞬時に考え、行動に移した



「キュラソー嬢様、シェリーちゃん」


「ラグーン!?どうして・・・」


「俺は貴方の右腕のです。当たり前でしょう」



そう言って笑うと、お嬢も笑ってくれる



「お嬢はゴンドラに、俺はCー4の解体に向かいます」


「任せたわ。後で合流よ」


「お嬢、ご無事で」



頷いたお嬢に背を向けて走り出した



「バーボン!」


「なっ!?ブルーラグーン!?」


「うるさい!!明るくしてやるから、早く解体しやがれっ!!」



バーボンの隣に滑り込みながら、ライトを点ける



「よし、これで」



パチンと線を切った瞬間にランプが点いたが、ギリギリセーフだったようだ

10→←8 バーボンside



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作成日時:2016年10月27日 22時

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