【Skt】一年の終わりで月の始まり ページ8
A「ﾊｧｰ(息を吐く)寒っ」
12月4日､恋してしまった幼馴染みのさかたんの誕生日の前日
この日の為に必死でお金を貯めた、でも
A「けど何渡せばいいか分からんしー！」
どうしよう｡
昔ある約束をした。
A「ねぇねぇさかたん！」
坂田「どうしたの？Aちゃん！」
A「わたし､おおきくなっておとなになったらさかたんにぷれぜんとあげる！」
坂田「じゃあぼくも､おとなになったらAちゃんにぷれぜんとわたす！」
A、坂田「「やくそくね！」」
と言うことだ。
ふと横を見ると
A「アクセサリー屋さんや………」
入ってみよ………
店内
「いらっしゃいませ」
凄くお洒落な店だった………
余り分からないから店員さんに聞こうかな
A「すみません」
「はい！なんでしょうか？」
A「幼馴染みにプレゼントを渡したくて……
出来れば着けやすい物が良いんですけれど………」
さかたんに合うものあるんかな………
「失礼ながら片思いされてるんですか？」
A「は､はい」
「やっぱりですか！」
A「でも､何で分かったんですか」
「お客様が幼馴染みの方にと言った時愛おしそうにお話になっておられたからですよ」
嘘､顔に出てるのかよー！←
A「あっ！そういえば どういうのを贈ったらいいでしょうか………」
「そうですね…腕時計なんてどうでしょう？
腕時計には「あなたと同じ時間を過ごしたい」「一緒にときを刻みたい」といっ た意味があります。」
詳しい無いから知らなかったけどさかたん凄い所で勘がいいけど………
気づいてくれるのかな……
「日常的にも使えますしいいと思いますよ？」
A「じゃあ、腕時計見せてもらってもいいでしょうか」
「どんなのがいいとかありますか？」
A「出来れば赤の腕時計でお願いします」
店員さんは店の裏に入ってた
「こういうのはどうでしょう」
それは綺麗なものだった。
赤を基調として黒が少し入ったベルトにケースはワインレッドでインデックスは黒
と言う腕時計だった
値段はお高めでもこの日のために貯めたので値札にはそっぽ向いた。
A「店員さん、
この腕時計でお願いします！」
「良いものが見つかって嬉しい限りです！」
会計済ませ、店を出た時「頑張って下さい」
と言ってくださった
家に帰るとすぐに寝てしまった
ある物を予約するのを忘れて
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