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昔話 ページ50

今から、1000年前______________



ある村に、それはそれは美しい娘がいました。



その娘の名は「マリア」



やさしい両親の元に生まれ育ったマリア。



マリアも両親同様心優しく娘で村のみんなから好かれていた。





そんなある日_________________





マリアの住んでいる村に、とある王国の王子が訪れた。




その王子は、人目でマリアに惚れてしまった。




王子は、マリアに結婚を申し込んだ。




マリアも王子に惚れて、結婚を許した。




やがて、2人は結婚式を挙げて、マリアは姫になった。




2人は幸せに暮らしていた。







だが…2人の幸せはそう長くなかった。





1年に1度のロイヤル会議…




つまり、世界各国の王国が集まる会議。




そこには、王だけではなく、まだ未婚の王女・王子が来るのだ。





もちろん、王子とマリアも参加した。





ロイヤル会議には、王が参加する。




王子とマリアは、ダンスパーティーに参加した。





これが悲劇の始まりだった。




ダンスパーティーには、たくさんの王子と王女が踊り、そこで恋に落ち、結婚するという言い伝えがある。




王女は、素敵な王子に出会うためにらたくさんのおめかしをしたが…マリアにはかなわなかった。





それは、マリアが美しすぎたから。




王子達は、マリアに求婚を求めた。




けど…「私には、愛する人がいるので答えられません。」




と言い、王子達を怒らせた。




やがて、王子はやっていない罪をなすりつけられ…



自ら命を落とした。




その後、マリアは一人娘を産んだ。




その娘に生前亡くなる前に言い残したものがあった。




「リサーナ、もしたくさんの男の人から求婚申し込まれても、断りなさい。
本当に愛する人ができたらこう言いなさい。
『もし、私が死んだらついてきてくれる?』って
答えられた人と結婚しなさい。」



その言葉を残し、亡くなっていた。



マリアの死後、子孫達は男性と付き合うことをなぜか拒んだ。




この話には、まだ続きがあります。




それはまた今度。

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作者名:小夜 | 作成日時:2018年5月1日 10時

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