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あなたside


ジンくんにおかわりを頼まれて、ご飯をよそっている時に…


ジン 「ヌナ、俺に料理教えてください。」


あなた 『ジンくんもかなり上手だって聞いたけど…』


ジン 「日本料理を教えてほしいんです!」


あなた 『日本料理…結構、難しいけどノートにまとめてみるね!』


再び、ご飯を装うとした時に…

腕を掴まれた。


あなた 『どうしたの?』


ジンくんに連れられて、キッチンをでた。

そして、ある部屋に連れてこられた。


あなた 『ジンくん、どうしたの?』


ジン 「ベットに座ってください。」


あなた 『え?』


ジンくんが救急箱を持ってきた。

朝、手当てしたばかりなんだけど…


ジン 「血が滲んでいたんで…」


あなた 『ありがとう。』


消毒を口の両端にしてもらったけど…


あなた 『痛っっ!!』


ジン 「すみません!」


あなた 『大丈夫!ったく、あいつ人の顔をバンバン殴りやがって└( 'ω')┘』


ジン 「昨日の男ですか?」


あなた 『…まぁね。』


ジン 「他に変なことされませんでした?」


そういえば…キスされたような。

まぁ、それは内緒ってことで。


あなた 『ないよ!ジン「嘘つき」え?』


その瞬間、私の唇にジンくんがキスをした。


まるで、あいつにされたことを知ってたかのような。


唇が離れて…


あなた 『…知ってたの?』


ジン 「いいえ。直感でそう思っただけです。でも、その顔はキスされたんですね。」


ジンくんが、私の頬を優しく手を添えて…


ジン 「俺が消毒します。」


その言葉と同時に、キスをしてきたジンくん。

完全に頭の中はフリーズ。

離れた時には…


ジン 「俺、本気ですから。本気でヌナが好きなんです。」


あなた 『でも…!』


ジン 「ヌナの婚約者の中に、俺も入れてください。」


ジンくんの目は真剣だった。

そういえば、私もテミナを拒んだ時こういう目、テミナもしてたな。


ひとり、思い出に浸っていると…


ジン 「他の男のことを考えないでください。今は、俺だけを見てください。」


肩を掴まれ、抱き寄せられた。


その瞬間、部屋のドアが開いた。


ユンギ 「…何してるんですか。」


ユンギくんがいた。

部屋から出ていこうとした時…

ジン 「ヌナ。」

手を掴まれ、そのままいることとなった。

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作者名:小夜 | 作成日時:2018年5月1日 10時

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