検索窓
今日:1 hit、昨日:29 hit、合計:25,386 hit

詫びと償い ページ1

あなたside


朝目が覚めるといつの間にか、宿舎のベットにいた。

鏡をみて、口の両端は腫れていて血が滲んでいた。


あなた 『だよね。』


1人虚しく呟いて、シャワーを浴びて朝食を食べて


ユジンのいる病院に向かった。


受付でユジンの病室を教えてもらい、入ると…


ユジン 「来ると思った。」


あなた 『随分、早い目覚めね。』


ユジン 「病院では寝れないの。」


あなた 『昨日は、ありがとう。それと…』


ユジン 「やめて。謝らないで。」


あなた 『でも…』


ユジン 「結局、傷つけたのは私達の方だから。謝ることなんてないから。」


あなた 『それじゃあ、私が納得いかない!』


ユジン 「本当に優しいんだね。」


あなた 「優しくなんかないよ。」


近くの椅子に座り、ユジンと話す。


あなた 『私にも、許せないことは1つだけあるの。でも、それを誰かに打ち明けるのが怖いだけ。』


ユジンの顔が変わった。

だけど、それは一瞬だった。


あなた 『これからどうするの?』


ユジン 「わかんない。」


あなた 『…よかったら、SMに来ない?他の子と一緒に。』


ユジン 「そんなこと…」


あなた 『これが私がユジンに対する償いよ。社長には通しておく。幸い、メンバーはユジンがあいつと一緒にいたことを知らない。』


ユジン 「パボ」


あなた 『バカでもいいよ。その代わり、ユジンも今度こそはSMで練習生としてやっていくのよ。いい?』


ユジンは、笑顔で頷く。


こうして、お互いの詫びはいれた。

・→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
51人がお気に入り
設定タグ:SHINee ,
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:小夜 | 作成日時:2018年5月1日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。