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オンユside
暗証番号が分かり、再びドアの前にたつ。
わかってても、押せなかった。
手が震える。もし、これで間違えれば…
終わりだ。
だけど、やるしかない。
数字をひとつずつ、ゆっくり押す。
4
7
9
1
2
ピピッ/////////
機械 「解除致しました。」
それと同時に、部屋にはいった。
Aの顔は、ますます白くなっていた。
医師と看護師が入る。
酸素マスクをつけ直すと、上手く呼吸をして、顔の血色が戻ってきた。
それを確認すると、看護師は、再び点滴を入れ直した。
医師 「とりあえず、無事何とかなりましたが、これから、ICUに移します。」
看護師と医師が動かそうとした時
オンユ 「待ってください。ICUに移さなくてもいいです。」
ミンホ 「ヒョン!」
キー 「何言ってんだよ!?」
オンユ 「ここで、Aを診ることはできませんか?」
テミン 「どうして!?」
オンユ 「ICUに戻したとしても、病院の中にAを狙う人がいるかもしれない。だったら、ここにはオートロックがある。」
ジョン 「Aを狙ったやつの用意された部屋を使うなんて、俺は嫌だよ。」
オンユ 「じゃあ…」
さっきから、部屋を除いている男がいた。
その男をメンバーの前に出した。
オンユ 「こいつがまた狙っていたとしても?」
メンバーはびっくりしていた。
オンユ 「お前か?僕に電話してきたのは?」
何も答えのない男。
胸ぐらを掴んだ。
オンユ 「どういうつもりだ?何が狙いだ!?」
部屋の中に入ってきたのは、SPだった。
SP 「すみません。この男は我々が署まで連れていきます。」
二人がかりで、あの男を連れていった。
ミンホ 「ヒョンの言う通り、ここでAを診てもらおう。」
ミノの発言にみんなが見た。
ミンホ 「この部屋にAがいることを医師や看護師それと外部の人間に言わないようにしよう。」
テミン 「僕もその方がいいと思う。」
医師 「我々も、その方がいいと思います。こちらも、医療従事者を極力少なめにしてAさんにつきたいと思います。」
オンユ 「ありがとうございます。SPの方にも、Aを見てもらうおう。」
SP 「もちろんそのつもりです。今日から、この部屋に交代制で警備につきます。」
話はまとまり、僕達は事務所へ向かった。
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作者名:小夜 | 作成日時:2018年3月12日 12時