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ジョンヒョンside
Aがあんなに泣いているところ初めて見た。
最初に見た時は、日本デビューが正式に決まったときだった。
俺はすでに泣いていた。
そして、洋一さんが持っていたとされるピンクのパワーストーンの意味を聞いた時・
女性 「To love, the beloved person who is immortal as for the meaning of the pink power stone with hope.(ピンクのパワーストーンの意味は、不滅の愛・愛する人へ希望を込めて。)
To the very end Surely he was tender.(最後の最後まで、彼はきっと優しかったのね。)」
Aは、溢れるばかりの涙を流し、それと同時に
俺らも泣いていた。
普段泣かない、テミンやミンホでさえも泣いていた。
その時…
子犬達 「わんっ!」
普段あまり、近づいてこないのに…
俺達の方にきたレイカ達。
子犬 達「くぅぅ〜ん。」
ジョンナが俺のところに来た。
いつも口を鳴らさないとしないキスをしてきた。
それは、レイカもキーナもナナミもナミンも一緒だった。
ジョン 「もしかして、慰めに来たのか?」
甘えるように、離れないジョンナ。
キー 「いつもは呼ばないと来ないくせに(笑)」
ミンホ 「意外と優しいだな(笑)」
オンユ 「こういう時だけ甘えてくるな(笑)」
テミン 「ナミン、今日一緒に寝る?(笑)」
キー 「俺には、コムデとギャルソンがいるからな〜キーナと一緒に寝たら怒るよな〜。」
ジョン 「だったら、俺がキーナと寝ようか?」
キーが睨んできた。
結局、キーナと寝ることにしたらしい。
番組が終わって、少したったとき、洋一さんのことが頭から離れなかった。
テミン 「ヌナの優しさって、洋一さんから来ているんだね。」
その一言が、胸をざわつかせた。
ジョン 「なぁ、どうする?」
オンユ 「何が?」
ジョン 「もし、Aが自分のことより他人を庇って死んだらどうする?」
その一言に黙り込んだ。
ジョン 「ごめん。今の忘れて。」
俺は逃げるように自分の部屋に戻った。
この時は、思わなかった。
あと少しで、Aと離れ離れになる日が近づいていたなんて。
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作者名:小夜 | 作成日時:2018年3月12日 12時