8話【紅優歌】 ページ9
「あ…」
保健室で手当て用の包帯やらを補充していると、いきなり扉が開いて肩を震わせてしまう。
誰かと思い、ちらりと見れば学院では結構有名さんな天王寺蓮さんだった。
「わりぃ、ちょっと手当てしていく。」
「手当てしますよ」
傷があればどんな掠り傷だって心配してしまう。
傷口から命を落とした人だっているんだ。私はその人たちを大勢見てきた…。
「このくらいの傷なら自分で出来る。」
もちろん、断られたらやめるつもりだったが、何故だか「すぐに手当てしろよ」と了承されてしまった。
目線を合わさずに渡されたコットンと毒消し塗り薬、消毒液。
「必要ないですよ。少々お待ち下さいね」
笑いかけて治癒魔法の呪文を唱えれば、蓮さんの傷口はあっさりと治る。
「…パピナーか」
「といっても私は本当にサポートしか出来ませんけどね」
無力過ぎて自分を怨みますよ。なんて笑いながら付け足した。
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白雪(プロフ) - 終わりました (2017年4月25日 13時) (
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白雪(プロフ) - 更新します (2017年4月25日 12時) (レス) id: e5d654330e (このIDを非表示/違反報告)
キリト@(プロフ) - 終わりました (2017年4月25日 10時) (レス) id: 2971bfffa5 (このIDを非表示/違反報告)
キリト@(プロフ) - 更新します (2017年4月25日 10時) (レス) id: 2971bfffa5 (このIDを非表示/違反報告)
白雪(プロフ) - 終わりました (2017年4月24日 23時) (レス) id: e5d654330e (このIDを非表示/違反報告)
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