215.逃げるんですか。 ページ42
-TH side-
〈パタン〉
ユンギヒョンの作業室を出た僕は自分の部屋に向かった。
＿＿＿＿＿＿手遅れになる前に
ユンギヒョンの言葉を思い出した。
僕は逃げていた。
あんなことを言っておきながら謝れない。
ごめん。
たった一言。
そんな言葉が声にならない。
そうやって言い訳をする。
謝るチャンスなんていくらでもあった。
僕が言い訳を必死に探してた。
謝れないように。
「ちゃんと話そう。」
自分の部屋を出てAの部屋に向かう。
ドアをノックする瞬間、
A「ジミンオッパ、この写真すっごい可愛い。」
JM「可愛いより、かっこいいって言われたい。」
A「えー可愛いのに…。」
JM「ちょっとー」
楽しそうな二人の声。
思わず一歩後ろに下がった。
もう逃げたらだめって分かってるのに…体が動かない。
すると、
JK「また逃げるんですか？」
横からジョングクの声がした。
案の定いたのはジョングクであきれたような顔をしていた。
JK「勝手に嫉妬して、Aヌナを傷つけたのは誰ですか？謝りもせず逃げてばかりいるのは誰ですか？」
「僕…」
JK「今行かないとヒョンは確実に後悔しますよ。」
「…」
何も言わない僕に大きく溜息をつくと
JK「Aヌナ〜！！テヒョニヒョンが話したいことがあるって！！！！」
ドアを勢いよく開けてAに言った。
A「え？」
久しぶりに君と目を合わせた気がする。
そんなことを思っていた僕は何を思ったのか
「明日、デュエットのあわせしよう。」
そんなことを言っていた。
JK「はぁ…」
ごめん。今はこれが精一杯。
でも、君は
A「うん。いいですよ。」
いつも通り、返事を返してくれた。
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あやテテ(プロフ) - うわあ。。。誉めていただいて感動です。コメント、励みになっているので全然大丈夫です！ireneさんの作品、楽しみにしていますね！ (2017年10月17日 21時) (
レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - お願いします！にしてもいいお話ですね！あやテテさんのようにいいお話が書けるように頑張ります。何度もコメントすみません。 (2017年10月17日 21時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ireneさん» 良かったです。もし、アドバイスがあったらコメントさせていただきますね♪ireneさんも何かご意見があれば遠慮なくお願いします！ (2017年10月17日 18時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - はい！届いてます。更新頑張ってください！！！私も頑張ります (2017年10月17日 6時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ireneさん» またまたコメント、ありがとうございます！レス遅れてごめんなさい。一応探してコメントを送ったのですが、届いていますか？ (2017年10月17日 0時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2017年9月29日 16時
