180.君の過去を知りたい。 ページ49
-NJ side-
皆でAの病院に向かう途中、車の中は静かだった。
病院に着き、Aの病室に入ろうとすると、中から声が聞こえてドアを開けようと伸ばした手を止める。
MH「守りたいって言ったくせにに…守れなくてごめん…。」
BTS「ッ…。」
ミノヒョンの声だった。
改めて手を伸ばし、ドアを開けた。
そこにいたのは
ユナヌナと
ミヨンさん、
そして
「SHINeeヒョン…」
ON「こんにちは。」
BTS「こんにちは。」
KY「今来たばかりだったんだ。でも、これから仕事で…。もう行くよ。」
オニュヒョンとキーヒョン以外のヒョンは何も言わずに病室を出て行った。
何とも言えない沈黙が流れる。
MY「何でこんなことに…。」
ミヨンさんが涙を流しながら言った。
TH「聞いてもいいですか？」
テヒョナがAに優しい目を向けながら唐突に口を開いた。
MY「私？」
TH「はい。」
MY「何？」
涙をぬぐいながらミヨンさんがテヒョナを見た。
TH「ヨハンって、Aの元彼なんですか。」
え…。
全員の驚いたような視線がテヒョナに向く。
対してテヒョナは愛おしそうにAを見たまま。
MY「…。」
ミヨンさんは何も言わない。
TH「あの夜、公園でヨハンに言われたんです。元彼って。」
そう言ったテヒョナの目は悲しみに染まり、ようやくAから目を離した。
MY「それは…」
ミヨンさんの言葉を遮ってテヒョナは続けた。
TH「ユナヌナ、言ってましたよね。チェヨさんが部屋にタバコのにおいを充満させたとき、何でAの過去を知ってるのって。」
YN「私は以前Aに言われたことがある。過去のことがきっかけでタバコのにおいは嫌いだって。だから、Aの過去をその時は知らなかった。
でも、昨日、
ミヨンに聞いた。」
MY「…。」
TH「僕達にも、教えてください。
Aの過去に何があったか。」
MY・YN「ッ……。」
テヒョナはこのままただ待つのは嫌だったんだ。
僕たちは、たった一つAの過去を知っただけでAのことを全部分かったつもりだった。
でも、それじゃダメなんだ。
僕たちはAのことを何一つ分かっちゃいなかったんだ。
行動を起こさなくちゃ。
「僕からもお願いします。このままAが目覚めても、Aを救えたことにはならない。」
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irene - なるほど！参考にさせていただきます。 (2017年9月27日 6時) (
レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - ireneさん» 私もこの作品が初めての小説なのでアドバイスなんておこがましいかも知れませんが、強いて言うなら私はノートにこういうシーンを入れたいなって書き込んだりしてます。参考までに。 (2017年9月26日 22時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - ありがとうございます！頑張ります！よかったらアドバイスください。私もあやテテさんのお話読みたいです。ファイティン！！！ (2017年9月25日 17時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
あやテテ(プロフ) - はい！あります！なんなら下書き中です。この話が終わったら公開します。小説作るんですか？！読みたいです！応援します！ (2017年9月24日 20時) (レス) id: 999741949f (このIDを非表示/違反報告)
irene - お返事ありがとうございます！私は小説を作ろうかなと思っているのですがあやテテさんは他のお話を作る予定はありますか？ (2017年9月24日 20時) (レス) id: fd0247e692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやテテ
| 作成日時：2017年9月15日 21時
