＊第十三話 ページ15
翌朝、外に出ると柵の向こう側に竹谷くんと不破くんと鉢屋くんが立っていた。
貴「皆、どうしたの！？何でここに…？」
雷「八左ヱ門に教えてもらったんだ♪」
八「違うんだ、音色川…。」
貴「どういう事…？」
三「正確に言えば聞きだした。」←
竹谷くんは「すまん…。」みたいな顔をして立ち尽くしていた。
………竹谷くん、大変だったんだね。
貴「でも、どうしてここに？」
雷「音色川さんと一緒に行きたいと思って♪三郎も言ってたし。」
三「！？私はそんな事言ってない！」
雷「まぁまぁ、三郎照れないで。それじゃあ音色川さん、行こっか。」(にっこり)
不破くんが何とか話を終わらせにっこり顔で私に手招きする。
貴「う、うんっ！」
急いで柵扉を開け竹谷くんたちの輪に入る。
竹谷くんの顔を見ると「おはよう！」と朝の挨拶をしてくれたので私も「おっ、おはよう！」と返す。竹谷くんは私の返事を聞いて可笑しそうに笑った。
四人で歩いていると特に話題が思い付かないままだったので少しの沈黙が出てしまう。そんな沈黙を不破くんが『あの話題』で破った。
雷「そう言えばあと三日で【夏休み】だね〜。今年も宿題とかたくさんあるから大変だよね。」
八「雷蔵、そんな嫌な事思い出させるなよ〜！何でこの世には宿題という要らない物が生まれてくるんだ!!」
三「こんな世の中で生き抜くため。」
八「超現実的なこと言うな!!」
貴「私は宿題好きだよ？」
八「な、何で！？」
貴「宿題があれば暇つぶしになるし学力も身につくから次のテストの時も予習復習が出来るからね。」
竹谷くんは私の話を聞いた後、青ざめた顔で「頭いい奴、苦労しないなぁ〜…。」と肩を落とした。
雷「八左ヱ門も音色川さんを見習わなくちゃね〜。」
三「無理だろ。」
八「二人していじめるなよっ!!」
そんな会話していたら嬉しすぎて笑みが零れてしまう。
〜大川学園〜
やっと学校に着き、教室に入って席に着く。先生は逸早くＨＲを終わらせ机の上にドッサリと重なった紙束やドリルを生徒に配っていく。ドリルを見ると『夏休み！楽しい数学』と書いてあった。………本当に高校生の問題集なのか心配になった。
木下「このクラスは特に数学が弱いことがわかったので数学の宿題を多めにしといてやったからな。存分にやれー。」
数学か…。まぁ、ドリル系の物は7月中に終わるだろうな。
あと残るのは…美術と創意工夫工作。
夏休み頑張らなくちゃ。
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浅葱(プロフ) - お日様太陽さん» 返信遅くなって(｡ﾉωﾉ)ごめんね！！読ませてもらったよー！もう、ニヤニヤ止まらないｗｗｗ (2015年5月20日 17時) (
レス) id: 52c5f438b8 (このIDを非表示/違反報告)
お日様太陽 - 頑張ろーd=(^o^)=b 久しぶりに更新しましたぜ。ぜひ、読んでください！ (2015年5月5日 20時) (レス) id: 1f4236fb03 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - お日様太陽さん» お久しぶりィィィィィぁぁぁああぁぁぁっっ(泣) そ〜なのね！！私もだよ！！お互い頑張ろ！！！ (2015年5月5日 20時) (レス) id: 52c5f438b8 (このIDを非表示/違反報告)
お日様太陽 - 受験はあと一年先先だよぉぉ(´；ω；`)更新頑張るね。 (2015年5月5日 19時) (レス) id: 1f4236fb03 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - お日様太陽さん» まさか受験生なの？？そんなこともあるよね、いつでも待ってるからねー('д')bﾌｧｲﾄです (2015年2月22日 11時) (レス) id: 52c5f438b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お日様太陽 | 作成日時：2014年3月8日 22時
