＊第十話 ページ12
会場に着くと既に人でいっぱいだった。
貴「人、いっぱいだね…。」
八「そうだな…。音色川、離れんなよ？」
そう言ってギュッと私の手を握ってくれる竹谷くん。
貴「う、うん////」
人ごみでいっぱいの道を抜け、ようやく屋台の光が見えた。
屋台の名前が見えた瞬間、私は一つの屋台に釘付けになった。
貴「た、竹谷くん！来て来て！」
八「ん？おほー、林檎飴の屋台か〜！綺麗な色してるなぁ〜。」
私と竹谷くんが林檎飴に夢中になっていると屋台のおじさんがニコニコしながら「買うかい？」と話しかけてくれた。
八「どうする？一個買うか？」
貴「うん！食べたいなぁ〜。小さい頃にお母さんとお祭りに行ったときに買って貰ったんだけど
その時の林檎飴がすごく美味しくて！」
八「そうなのか////じゃあ、おじさん 林檎飴一つください。」
貴「え！悪いよ！私、自分で買うから！」
八「いいって！俺がしたいだけだから。」
貴「そうなの？じゃあ、120円お願いします///」
そしておじさんが「はいよ！」と言って林檎飴を渡してくれた。
貴・八「「あれ？？」」
私と竹谷くんは驚いた。
林檎飴は一つしか頼んでいないのに何故かおじさんの手には林檎飴が二本あった。
貴「あ、あの…どうしてもう一本？」
おじ「おまけだよ。こんな『ラブラブカップル』にはおまけがいるだろ！」
八「ら、ラブラブっ！！？」
貴「か、か、カップルっ！！？」
おじ「あれ、違うのかい？てっきりカップルかと……まぁ、もう一本貰っておくれよ！」
貴・八「「は、はい……////」」
林檎飴を貰った後、私と竹谷くんは人の少ない所で林檎飴を食べ始めた。
貴「ま、まさかカップルに間違われるなんてね…////ごめんね、私とカップルなんか…。」
八「いや……別に悪い気はしなかった。逆にちょっと……嬉しかった…かも////」
貴「//////しゅみません…なんか。」
その後、沈黙が続いたが竹谷くんが「次はどこに行こっか？」と言ってくれた。悩んだ末、花火を見ることに決定した。
川辺の草原に座った途端にアナウンスが入った。
アナウンス「間もなく花火大会が始まります。花火を発射する大砲には絶対に近付かないでください。危険ですので絶対に近付かないでください。」
貴「近付く人なんているのかなぁ…。」
八「酒に酔った人とかじゃないか？そういうのこういう盛り上がるところでよくいるからな〜。」
貴「そうなんだ〜。」
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浅葱(プロフ) - お日様太陽さん» 返信遅くなって(｡ﾉωﾉ)ごめんね！！読ませてもらったよー！もう、ニヤニヤ止まらないｗｗｗ (2015年5月20日 17時) (
レス) id: 52c5f438b8 (このIDを非表示/違反報告)
お日様太陽 - 頑張ろーd=(^o^)=b 久しぶりに更新しましたぜ。ぜひ、読んでください！ (2015年5月5日 20時) (レス) id: 1f4236fb03 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - お日様太陽さん» お久しぶりィィィィィぁぁぁああぁぁぁっっ(泣) そ〜なのね！！私もだよ！！お互い頑張ろ！！！ (2015年5月5日 20時) (レス) id: 52c5f438b8 (このIDを非表示/違反報告)
お日様太陽 - 受験はあと一年先先だよぉぉ(´；ω；`)更新頑張るね。 (2015年5月5日 19時) (レス) id: 1f4236fb03 (このIDを非表示/違反報告)
浅葱(プロフ) - お日様太陽さん» まさか受験生なの？？そんなこともあるよね、いつでも待ってるからねー('д')bﾌｧｲﾄです (2015年2月22日 11時) (レス) id: 52c5f438b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お日様太陽 | 作成日時：2014年3月8日 22時
