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フローリーが用意してくれているSUVに移動するために、仮の拠点であるネットカフェを出る
「お前らしゃがめ！！」
一番前にいたクロードの怒号に皆が反射的に従う
どこからか飛んできた手榴弾が私達を襲う
咄嗟にプロテクトを作動して、爆風から身を守る
「何だ！？」
隣にいたフューチャーを始めとした面々も同じくプロテクトを発動した
煙が晴れた視界を埋め尽くすのは、ブルーシールド特殊部隊の隊列。
「囲まれてる！？」
驚愕の声を上げながらも銃で応戦するエックスに習って、援護射撃を行う
と、第二陣の手榴弾が飛んできた
「残念、今の俺らには効かねぇよ！」
不敵に笑うスキートの姿が銀色の弾幕で見えなくなった
これは…手榴弾じゃなくて弾幕？
チラチラと舞う銀色の欠片に目を凝らすと、『Unknown』という返答があった
銃声が響いて、ブルーシールドの総攻撃が始まった
対手榴弾用に隠れていた物陰から一番に出たクロードが膝を付いた
まさかあの煙…スキルを消した？
「クロード！？」
駆け寄ろうとしたユキを彼は足を抑えながら怒鳴った
「来るな！プロテクトが作動してない！」
「じゃあ尚更クロードのところに行かなくちゃだめじゃん！そのままじゃ蜂の巣だぞ！」
リブラが飛び出そうとしたところで目の前にSUVがドリフトしてきた
ナイスタイミングだよ、フローリー！
「お前ら今すぐ乗れ！」
「待て、クロード！」
エックスの肩を借りながら最後に乗り込もうとしたクロードを呼び止める人物が１人。
３階建ての雑居ビルの屋上から蛇のような目つきの男がこちらを見下ろしている
呼ばれたクロードは大きな歯ぎしりをした
「イヌイ…！」
「お前も仲間を巻き込み、破滅に導くのか？…親父にそっくりだな」
「黙れ！お前が親父のことを語るな！」
ふ、と冷酷な笑みを浮かべた『イヌイ』と呼ばれた男が手を挙げると、一斉に手榴弾が投げられた
まだ屋上を睨みつけているクロードをエックスと一緒に引っ張り上げる
「動いて！早く逃げないとここでみんな死ぬ！」
「フローリー、車出して！早く！」
＿＿＿＿＿＿＿
更新する順番に誤りがありました…
先に40話が更新されていたので、訳が分からない展開になっておりました。
すみませんでした🙇♀
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まめもやし(非ログ垢の主です) - らっちゃんさん» ありがとうございます(*^^*)更新頻度は下がりますが、がんばりますね！！ (2022年8月30日 20時) (
レス) @page23 id: b87ba5c8ac (このIDを非表示/違反報告)
らっちゃん - 話の構成とか内容めっちゃ好きです！！！更新楽しみに待ってます！！ (2022年8月29日 9時) (レス) @page23 id: 06f99a7406 (このIDを非表示/違反報告)
unnkochan(プロフ) - 更新めっちゃ楽しみに待ってます！ (2022年7月30日 3時) (レス) @page21 id: 2e0d79559a (このIDを非表示/違反報告)
まめもやし(プロフ) - 由佐名さん» ありがとうございます！最近放置しちゃってるので、申し訳ないです…😭 (2021年11月15日 19時) (レス) id: b87ba5c8ac (このIDを非表示/違反報告)
由佐名(プロフ) - めっちゃこれ、好きです！ (2021年11月15日 19時) (レス) id: 8c7ccdcd67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめもやし | 作成日時：2021年11月8日 19時
