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「あ〜！楽しかった！」
ここは、アストロパークから東京へ向かうモノレールの中
仲間たちと任務をやり遂げた高揚感に浸りながら電車に揺られるのは心地よい
私たち以外乗客もいないし、快適！
私が絶賛したハジメのクラブサンドはみんなにも好評だった
あの後アトラクションを目一杯楽しんでから帰路に着いた
スキートが一日を振り返ってカラカラと笑う
「わざとトラブルに巻き込まれようとして、実行できるのびっくりだぜ」
それに冷静な返答を送るリブロとフューチャー。
「それくらい犯罪が多いのか…」
「ま、ブルーシールドいないから犯罪者は増えるよな」
「でも大した事件もないし…あのサーカス団なかなかやるねぇ」
「アイツらの親玉の腕がいいんだろうな」
感心したような素振りを見せるエックスとクロードはお互いの顔を見合わせている
「あんなスキル使えるやつよりブルーシールドのがまだいいよね」
あっけらかんと言い放つユキにフローリーが苦笑を返す
「…ブルーシールドも結構厄介だけどな？」
まあ、確かに…
ブルーシールドも本気出したら怖そう
まあ、JIGGY BOYSで１番機械が使えない私にハッキングされてるようじゃだめよ
「後は怪盗団かぁ…」
残るスキル使いはMAD JESTERS
私たちがスキルを集めるのは、それが私たちのスキルの真骨頂だから
おそろいの迷彩服に仕込まれたデバイスを使って他人の姿になれたり、他人のスキルを使えたりする
…どう？ただの非力なハッカーじゃないんだからね！
「それを揃えればコンプリートだね」
「…やっと引き込もれる！」
「ちょっとは運動しなよフローリー」
「分かってねぇなエックス、俺は運動できるけど外出んの嫌なの！！」
フローリーの引きこもり宣言は置いといて…
問題は彼らの居場所がわからないことだよね
「どこにいるのかな？MAD JESTERS…」
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作者名：まめもやし | 作成日時：2021年7月26日 21時
