第五話[なんなのですか]智埜視点 ページ6
とりあえず、男の中の悪は浄化した。元の世界に戻す為、俺は再度指を鳴らした。
パチン。
一度白の世界になった後、色とりどりの元の世界に戻る。
「・・・はぁ」
力を使うにも、体力がいる。疲れた俺は、学校とは違う方向に歩く。疲れたから、帰る。ただそれだけ。
「あ、あのぉー・・・?」
あぁ、女を忘れていた。俺は足を止め、未だしゃがみこんでいる女に目をやった。
「と、とりあえず、助けて頂き、ありがとうございました。えっと、それで・・・」
女は礼を言うなり立ち上がり、まっすぐに俺を見る。
「さっきの、なんですか!?」
興味津々。その言葉がぴったりだ。俺のちからを間近で見て、こんなリアクションした奴は初めてだった。
「・・・お前、変わってんな」
「え?なんでですか?」
「・・・・・・」
こいつは馬鹿か天然か世間知らずだな。・・・俺の能力を見て逃げないから。
「・・・はぁ」
興味を持ってくれたのはまあまあ嬉しいような。でも、この力を説明するには、この場では説明できないほどに長い。
そこまで考えてから、ふと女の制服が視界に入った。
俺の通う学校と同じ制服。
「お前、例の転校生か」
「例のかわかりませんが、転校生です」
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白桃彗(プロフ) - 気軽に話しかけてくださいね^^感想待ってます! (2011年7月12日 19時) (レス) id: b4c50ba68e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白桃彗 | 作者ホームページ:http://d72.decoo.jp/diary/fufuguitar/
作成日時:2011年7月9日 14時