第一話[たすけて]あなた視点 ページ2
朝。
青空が広がり、地上では高校生が通学のため足早にすれ違う。
私は、全国のネガティブ信者の味方A。ごく普通の高校生。志望校に受かったと思ったら二ヶ月後、父の仕事の都合で即全く違う土地へ引っ越すことになったのです。
知らない町で、ただ登校の道のみ教えられた私は、
あっけなく、迷っていた。
「・・・どこだよ、ここ・・・」
なんか飲み屋がたくさんあるような、大人の雰囲気がある。どっちにしろ、子供のいてはいけない場所。
「飲み屋街が学校の近くって・・・大丈夫なのかな」
ド田舎出身の私はとりあえず、人に道を聞くことにした。
ふと、視界に入ったおじさんに聞いてみた。
「あ、あの、すみません」
振り返ったおじさんの顔に、息を飲んだ。
ぐしゃぐしゃな、どろどろ。
そう表現するのがぴったりな崩れた顔。
「き、ゃあぁぁぁぁああぁ!!!!!」
悲鳴を上げて逃げる。反射的にとった行動だった。
どじな私は、何もない道で足がもつれ、転んでしまった。
男が近づいてくる。恐怖で足が竦み、動かない。男はなにかつぶやいているが、あまりに小さすぎて聞こえなかった。足に男の右手が絡む。目をつぶった。
「大丈夫か」
頭上で少年の、声。
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白桃彗(プロフ) - 気軽に話しかけてくださいね^^感想待ってます! (2011年7月12日 19時) (レス) id: b4c50ba68e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白桃彗 | 作者ホームページ:http://d72.decoo.jp/diary/fufuguitar/
作成日時:2011年7月9日 14時