3日目 ページ17
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「やほお」
「こうちゃん、もこもこであったかそう」
「Aちゃんは逆に寒そう〜」
14時という待ち合わせにはゆるい時間にこうちゃんに呼び出された。
今日はやけに寒い。家に出てから気づいたが、もう1月やん。
赤いマフラーをくるくるにしてるが、白の息はもれて溶ける。
町並みを見るとすっかりお正月モードは抜けていて、活気も抜けている。
待ち合わせ場所へ歩を進んで行くとそれがよくわかった。
見慣れた背中にノックすると、うおっとスマホを落としそうになるこうちゃん。
びっくりした顔に笑ってやると軽く肩を叩かれた。痛い。
「今日はどこ行くん？」
「Aちゃん、お大事時期でしょ？ だからといって家の中で引きこもってるのをよくないなって」
「別に引きこもってないです！」
「だあーって、川上さんがそう言ってたもん」
こうちゃんは行くよおなんて言って歩き始めるけど、
行き先なんて知ってない。お知らせなしでついてきただけ。なんだよもう。
そのまま賑やかな繁華街を歩いて行くとあったかい室内へと入って行った。
指先はじんわりとあったかくなっていく。
こうちゃんはちらりと私の様子を伺うと、徐に手を差し伸べてくる。
「繋げってこと？」
「あーも、言わなくていいよお」
「こうちゃんこんな大胆だった？」
「うるっさいなあ〜」
そのまま進んで行くとかわいらしいスイーツショップがあった。
あれ、ここ前私が行きたいって言ったところじゃん。
「暇じゃない〜とか言ってこれなかったでしょ？」
「覚えててくれたの？」
「まあ……うん」
照れ臭そうに言うこうちゃん！ え！ あなたが神か！
そのまま中へ入って行くと甘いにおいが空間を満たす。
若い世代の女性たちが楽しそうにケーキを食べているのを見て、なんとなく心が浮く。何気にカップル連れも多い。
「わざわざ連れてってくれたの？」
「い、いいよ。俺も行きたかったでいいじゃん」
「照れてる」
「うーるーさーい」
席に着いた途端荷物を置いてバイキングへ向かって行く。
あーもう、意外とおっきい背中が頼りになります。
撮影じゃかわいいあざといこうちゃんですが、普段もちょーっとかわいいです。
でも、ちょっと違うのはサプライズ精神強めのかっこいい大学生なんですね。
あ〜癒されたっ。なんて、言えないけどね。
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ぷよーこ(プロフ) - 最初の頃にリクエストした『鶴崎くんのかわいいお話』ありがとうございました。これからも、書きたいものを無理のない範囲で書いていってほしいなと思っています。これからも応援してます(*≧∀≦*) (2019年1月10日 23時) (
レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
もも - そうなんですか…もっと真白さんの作品を見たかったけど、しょうがないですね。 じゃあ…男子たちの取り合いでお願いします。 悲しいけど、私はいつまでも待ってます！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 172f64fb94 (このIDを非表示/違反報告)
もも - あと、私自身がクッキーを作るのにハマっていて… 再びリクエストさせてください… 東大王の男子4人と付き合っていて、カフェを営んでいたら…っていうのか見たいです。よろしくお願いします。 (2018年12月29日 7時) (レス) id: 767566c530 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 妄想が異常なほどに膨らんでくるww 東大王の男子とデートするの楽しいんだろうな…(リクエストです) 作者さんの小説、大好きです！ *光ちゃんとお話(胸が小さいのがコンプレックスの主人公が相談する) *男子4人に取り合いされる (リクエスト2です) (2018年12月29日 7時) (レス) id: 767566c530 (このIDを非表示/違反報告)
もも[砂川さん推し] - 東大王の男子との交際秘話では、男子4人が主人公とどこで会ったのか、結婚したらとかそんな感じです。松丸くんのお話では、主人公との交際秘話をひたすら語るというお話です。きっかけとかお互いの好きなところとかを話すという話です。分かりにくくてすいません<○> (2018年12月17日 18時) (レス) id: 767566c530 (このIDを非表示/違反報告)
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