1日目 ページ15
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「私、別に具合悪くないよ？」
「そんでも寝てなきゃだめだよ、Aちゃん」
「そうだよー。大人しくしてください」
「QKのママ担当が枕元にいる……………」
ガチャリと大きな音がして、ふと目を覚ます。
視界をはっきりさせると、目の前に今外から戻ってきたらしいふくらさんと、飲み物を準備して上から私のことを覗き込んでいる山本さんの姿が見えた。
私は昨日、体調不良で倒れた。今はだるいとかないから普通に動けるんだけど、裏方に回ったりそもそもの家庭教師の仕事を休止するよう伊沢さんに咎められたのだ。
でも、暇。気まぐれに外に行ったりしてるけれど、家の中がなんだかんだ落ち着く。
と、言うことで今日から7日間は全く使ったことのないダイアリー帳を使って彼らの日常を綴ってみる。
「何ぼーっとしてるの？」
「活動してる感じがしない……」
「この時間にはバリバリ社会人だもんね〜」
起き上がって山本さんの用意してくれた飲み物を飲み干すと、こたつにのそのそと入った。あー寒い。冬は佳境。外に出るだけで足の指が動かない。白い息はすぐ溶ける。枯葉もない大木の根元は、ひんやりとしている。
ふくらさんがみかんを出してくる。こたつにみかんとかなめてるのか。野菜も食えないくせに。なーんて思いながら皮を剥く。星型になったので山本さんにパスした。
「なんでやねん」
「ふくらさんからきたから山本さんにパスした」
「僕これ、みかん食べるかアルベド取るかのどちらかをしいられてる……？」
「食べる前にじょう嚢膜取ろう」
「ピンポンっ！ 正解はアルベド！」
「正解なんてないよ」
山本さんに突っ込まれたけど、いや、これ会話がハイレベルじゃない？クイズプレイヤーってこんな頭が良くて雑学詰め込んでてなによりも…………いや、これも日記に書いたら怒られるからやめておこう。
「久々にこんなにのんびりしてる」
「よかったね、Aちゃん」
「頭ぐしゃぐしゃになるからやめて」
「まじの拒否きたんだけど」
「さっきまで寝てたんだからもうぐしゃぐしゃ」
「うるさいです」
後ろ髪を手でとかしながら山本さんを止める。
もう〜寝てたところを見られたのやだな〜。
普段は仕事があるからすぐ帰るんだけどなあ。
「明日は誰が来るん？」
「誰だと思う？」
「……河村さん？」
「ふふ、明日まで秘密〜！」
「出させておいてずっるいなー」
明日もゆる〜く、お家で待ってますかあ。
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ぷよーこ(プロフ) - 最初の頃にリクエストした『鶴崎くんのかわいいお話』ありがとうございました。これからも、書きたいものを無理のない範囲で書いていってほしいなと思っています。これからも応援してます(*≧∀≦*) (2019年1月10日 23時) (
レス) id: 53d0fc1d02 (このIDを非表示/違反報告)
もも - そうなんですか…もっと真白さんの作品を見たかったけど、しょうがないですね。 じゃあ…男子たちの取り合いでお願いします。 悲しいけど、私はいつまでも待ってます！ (2019年1月2日 21時) (レス) id: 172f64fb94 (このIDを非表示/違反報告)
もも - あと、私自身がクッキーを作るのにハマっていて… 再びリクエストさせてください… 東大王の男子4人と付き合っていて、カフェを営んでいたら…っていうのか見たいです。よろしくお願いします。 (2018年12月29日 7時) (レス) id: 767566c530 (このIDを非表示/違反報告)
もも - 妄想が異常なほどに膨らんでくるww 東大王の男子とデートするの楽しいんだろうな…(リクエストです) 作者さんの小説、大好きです！ *光ちゃんとお話(胸が小さいのがコンプレックスの主人公が相談する) *男子4人に取り合いされる (リクエスト2です) (2018年12月29日 7時) (レス) id: 767566c530 (このIDを非表示/違反報告)
もも[砂川さん推し] - 東大王の男子との交際秘話では、男子4人が主人公とどこで会ったのか、結婚したらとかそんな感じです。松丸くんのお話では、主人公との交際秘話をひたすら語るというお話です。きっかけとかお互いの好きなところとかを話すという話です。分かりにくくてすいません<○> (2018年12月17日 18時) (レス) id: 767566c530 (このIDを非表示/違反報告)
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