第5話 ページ6
「はーい紹介します！
至さんの彼女さんの桐嶋Aさんです、今日からこのMANKAIカンパニーの衣装係手伝いをして下さいます」
いづみの紹介と同時に、Aはペコッと頭を下げる
近くにいた幸は「宜しく」とぶっきらぼうに言いつつも、表情はとても嬉しそうだった
「趣味程度でやってるだけなので、お役に立てるか分りませんが…
ここから少し離れた所でカフェも経営してるんです、宜しかったら来て下さいね」
Aはふわっと微笑む
顔に出やすい天馬や椋等は頬を赤く染めた
「言っとくけど、Aは俺のだから、手を出したらマジで殺すからよろ」
「お前は物騒な事言うなよ…」
至はAを抱き締め、ジロッと周りを睨む
「あれ？丞君達は？」
「ああ、買い出しに行ってもらったんだ
今日は監督が桐嶋さんを連れて来るって言ってたから、材料の買い出し」
「そんな…悪いです」
「気にしないで下さい、俺料理得意なんで」
「ほら、言ってたらアイツら帰って来たぞ！」
学生組が玄関まで荷物を受け取りに走って出て行く
Aはいづみに「お掛けになって下さい」と言われ、ソファーにそっと腰かけた
その間に至と何処で知り合ったのか？とか、いくつなのかとかの質問攻めをされる
そしてガチャッと音を立てて、リビングの扉が開く
Aはスッと立ち上がって入ってきた2人を見る
その瞬間、時が止まったかのように固まった…
「丞さん、紬さん、買い出しありがとう御座います」
「昨日言ってた人来てるッスよ！
ほら、今至さんの隣にいる人ッス！」
紬がふっとAを見る、そして目を見開いた
Aはビクッと肩を震わせ、1歩足を後退させる
「………なんで………此処に………ッ」
「？A？」
「誰かと思ったらAじゃないか！
久し振りだね、元気にしてた？わぁ…嬉しいな、何年振りだろうね」
ニコニコと笑っている紬と、それを見て震えるA
運命の歯車が回り始めた…
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牡丹(プロフ) - あきさん» コメントありがとう御座います！好きだなんて…嬉しいです＾＾ (2018年7月13日 23時) (
レス) id: d76ce13e27 (このIDを非表示/違反報告)
あき - 好きです！ (2018年7月5日 12時) (レス) id: 61b25e2c24 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹(プロフ) - まるさん» コメントありがとう御座います＾＾更新楽しみにして下さってとても嬉しいです！頑張りますね！ (2018年6月27日 18時) (レス) id: d76ce13e27 (このIDを非表示/違反報告)
まる(プロフ) - 更新ありがとうございます！楽しみにしてました！これからも頑張ってください！ (2018年6月17日 18時) (レス) id: 26740ad293 (このIDを非表示/違反報告)
牡丹(プロフ) - あきさん» コメントありがとう御座います！更新お待たせしてしまって申し訳ないです… (2018年6月17日 14時) (レス) id: d76ce13e27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：牡丹 | 作成日時：2017年6月14日 3時
