【募集企画第二弾】君の瞳に映るモノ。【募集中】【ホラー】【学園もの少し】

ん ページ25

Aside

強い信念…

何だろう。結局分からないものの、とりあえず校舎から出て歩く。

「…あ〜〜手、…らけじゃ〜〜…か、私が…手…しま〜…？」

「え？〜…、」

これは…葵？

なんでこんなところにいるの？

中にも誰かいるみたい…話し声が聞こえる。

偶然にも少しドアに隙間が開いていたから、こっそり覗く。

…！？

『え…なんで…？なんで…

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なんで葵は…血塗れなの…？」

はっとした時には声が出ていて、当然朱羽さんにもバレた。

由月「貴方は…Aさん、で会ってますよね？」

上目遣いで私を見つめる。

普通の男子ならばこれで落ちるのだろうが、今はそれが怖くて仕方ない。

まぁ、そりゃそうだろう。

葵が血塗れになった原因は間違いなく彼女なのだから。

私は途切れ途切れになりながら声を振り絞って言った。

『あ、あの…何を…企んでいる、んですか？』

そんな私を横目に、由月さん…いや、彼女はこう言った。

由月「えー？分からないんですか？じゃあ少し教えてあげますよ…」

ちゃんと聞いててくださいね？と付け加えて喋り出す。

由月「私達は、この学園の事件を起こしている張本人です。
あと、取引も少なからずやっています。まぁ…簡単に言えば裏組織、というところでしょうか。」

意外にも、私にするすると教えてくれた。

だが、彼女は加えて、私にナイフを突き出して脅すかのようにこう言った。

由月「あ、勿論誰かに話したりしたら口止めとしてそれ相応の事はさせてもらいますよ？」

笑顔で言う彼女の目は、死んでいた。

ーーーー
どうも、作者です。

最近リアルが忙しくてなかなか更新できていませんでした、すみません。

サイコパス由月ちゃん、出てきましたね。

書きたかったんですよ。

お話が進むにつれて、夜夢様の正体や、組織の目的などについて分かっていく…はずです。

そして、更新頻度が下がります。

週に１、２回の更新になると思いますが、

これからも頑張ってお話書いていくのでよろしくお願いします！！

以上、作者でしたー

な→←そ

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